視力の話(Story of the eyesight)ランドルト環の作り方

世界で一番遠方が見える人の視力ってどれくらいだと思いますか。

日本人だと1.0の視力があれば良く視えているといわれますよね。。

・・・・・実はマサイ族で視力8.0なのです。

マサイ1

環境が違うと同じモノサシでは測れないってことですね。我々からすると非常識な力を持っています。。

非常識な力・・・常識ではないということですからとてもじゃないですが信じられない見え方です!

本当に人間でそれほどの物体識別能力を有する人種がいるのかと!

本当に・・・・・・いるのです。それがあのマサイ族なんです。

遠方視が得意だからといってマサイ族がヒヨコの雌雄鑑別に長けているかどうかはさだかではありませんが、100キロメートル離れた航空機の音を聞き分けるといい、1億4959万キロ離れた木星を回る衛星(4つ)を見分けることが出来るともいう異能。マサイの生活に必要なのかはマサイ族にしかわかりません。

しかし遊牧民族の環境適応能力の高さに驚愕します。

さてさて、まえおきはこのくらいにして、本題に入りましょう。

  • についてわかりやすく書いてみました。計算式もありますのでご自身で作りたい大きさのランドルト環を作ることが出来ます。

    検査の種類

    これまでの人生で視力検査を受けたことがある人?・・・・・・いますでしょうか?

    ほとんどの方が受けていると思いますが、その視力検査はどのようなものだったでしょう。

    メガネを掛けて、裸眼で?

    片目で見て、両眼で見て?

    5mを見て、30cmを見て?

    視力検査と一口で言っても八面六臂の活躍でたくさんの検査法が存在しています。

    その中でも学校の視力測定などでメジャーなのが片眼遠方視力測定です。

    簡単な説明をすると

    オクルーダーを片目にかぶせるように当てて、5m(3m)先の指標をみる。指定されたランドルト環の切れ目がどこを向いているかを答える。

    これがポピュラーな視力検査の一つです。どうですか。聞きなれない言葉がありましたか。

    ・・・・・・そうです。それです。

    では【オクルーダー】と【ランドルト環】とはなんでしょうか。

    オクル―ダーとランドルト環

    【オクルーダー】は別名【遮眼子】といい、片目を覆い隠す器具です。

    【ランドルト環】は皆さんも良く見たことのあるアレです。

     

    人間の物体形状把握の方法は四つの尺度があり、そのなかで、視力を測定する場合には【最小分離閾】で示される【分離閾】があてはまります。

    分離閾の定義【二点又は二線を識別して感じる閾値】とされているので、

    【最小分離閾とは】ランドルト環の【C】の記号の切れ目が識別できるぎりぎりのところ。ということになります。

     

    標準の5m視力表で【視力1.0】の人は

    ランドルト環の【直径7.5mm切れ目1.5mm】がぎりぎり識別できます。

    これを踏まえて【視力8.0】の人はどうなのでしょうか。(ちょっと脱線しますが)

    まず、【視力1.5】だと、

    【直径5mm切れ目1.0mm】がぎりぎり判別できます。

    そして、【視力8.0】だと・・・・・・おーすごい。

    【直径約0.95mm切れ目約0.2mm】がぎりぎり判別できるみたいです。うそみたいですね。

    家での視力の測り方

    さて横道にずれた話を元に戻しましょう。自分の視力を測りたいなと思ったとき、家で簡単にできる視力検査のやり方があります。

    例えば一部屋の間取りを六畳で考えるとします。

    六畳

    一畳は1.62平米。だいたい900×1800mmです。(団地間や京間など結構サイズに幅があるのでそこのところよろしくです)

    で、考えると六畳で2700×3600mm。箪笥やベッドなど生活感を鑑みると大体2.5m用のランドルト環視力表があれば使い勝手がよさそうです。(箪笥やソファーそれにテレビなど家具が多いと3mの距離を作るのも難しいかもしれないので)

    ちなみに、雑誌の付録や何かしらのおまけ的なものでもらった【3m用視力表】をお持ちのかたは簡単な測定法があります。それは【3m用視力表】を2.5mで見たとき、

    【視力0.6】の切れ目がぎりぎり識別できたら【視力0.5】です。【式0.6×2.5÷3】

    【視力1.2】の切れ目がぎりぎり識別できたら【視力1.0】です。【式1.2×2.5÷3】

    ランドルト環の作り方

    何も無ければ作れば作っていきましょう。

    計算式は

    【7.5mm÷視力×2.5m÷5m】

    なぜこういう式があるのかというと、標準視力表は5メートルで見たとき【視力1.0 直径7.5mm切れ目1.5mm】この数字が基本になっているから。

    ランドルト環2

    5m視標ランドルト環1.0

    では、2.5m家用視力表の数字を羅列します。

    視力  直径   切れ目

    2.0  1.88mm  0.375mm

    1.5  2.5     0.5

    1.2  3.13    0.63

    1.0  3.75    0.75

    0.9  4.17    0.83

    0.8  4.69    0.93

    0.7  5.36    1.07

    0.6  6.25    1.25

    0.5  7.5     1.5

    0.4  9.38    1.88

    0.3  12.5    2.5

    0.2  18.8    3.75

    0.1  37.5    7.5

    0.05  75    15

    視力検査はその日の体調や、部屋の明かりなどいろんな条件で変わりやすいものです。大体これくらいなんだと、目安になればいいと思います。ランドルト環

    今はネットでも簡単に印刷できたりしますので気になり出したら自己検診するのも良いですよ。それで困ったことがございましたらご相談くださいませ。

    nakayama MIZA

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