みなさま、こんにちは。
突然ですが、冬場になると、メガネが曇りやすくなりますよね。
風邪対策でマスクをすれば、尚のこと・・・一瞬で視界が白くなると身の危険を感じることも。
今回は、レンズの曇り対策のお話です。
まず、なぜレンズが曇るのか?
気温差によって、空気中の水分が細かい水滴となりレンズ表面に付着します。
その水滴の中で光が乱反射し、レンズが白くなるのです。
曇りを防ぐには、レンズに薬剤を塗布し、水滴を作らないようにします。
弊社で、取扱いしている曇り止めの方法は2種類あります。
①レンズ自体に最初(製造の段階)から曇りにくいコーティングを施す方法(2製品)と、
②レンズの表面に曇りにくい薬剤を塗る方法があります。
①レンズ自体に最初(製造の段階)から曇りにくいコーティングを施す方法
レンズ製造の際に、曇りにくいコーティングをレンズ表面に定着させます。
「最初から曇りにくい効果があるならばとても楽で良いじゃないか」
とお思いになるかと思いますが、以下のような特性があります。
製品1は、コーティングした薬剤に加えて、専用のジェルを定期的(1週間に1度程度)に塗布させる必要があります。
製品2は、何も塗る必要は無く、メンテナンスは不要ですが、
レンズ表面が傷に弱く、1,2年でレンズ自体が黄みを帯びてきますので、耐用年数が短いです。
次に、②レンズの表面に曇りにくい薬剤を塗る方法
こちらは、レンズ表面をキレイに洗浄したあとに薬剤を塗ります。
製品1:メガネのふくだけシートこちらは、ウェットタイプのメガネクリーナー兼くもり止め効果があります。
1包づつになっているので、持ち運びに適しています。
製品2:アンチフォッグこちらは、ジェル状になっており、塗布した後に適宜ティッシュで余分な薬剤を取り除きます。
最近のブルーカットコートなどのツルツルしたコーティングなどでも曇りにくい効果を発揮します。
曇りにくい効果は、アンチフォッグの方が高いようです。
気になる方は、是非お試し下さい。
鴨居店 いしはら