レイバン(Ray-Ban)は、世界的に有名なアメリカのサングラスブランドであり、その歴史は興味深いものです。
レイバンの起源は、1930年代後半に遡ります。1937年、米空軍のパイロットが目の保護と光の反射を防ぐための特別なサングラスを求めてバウシュ&ロム(Bausch & Lomb)に依頼しました。この依頼を受けて、バウシュ&ロムは特別なレンズを開発し、これが後の「Aviator(アビエーター)」サングラスの原型となりました。
その後、1939年にバウシュ&ロムはこの特別なサングラスを「Ray-Ban Aviator(レイバン・アビエーター)」として商標登録し、一般向けに販売を開始しました。この名前は、「光線を遮る(Ray-Ban)」という意味で、その名の通りパイロットの目を光から保護することを目的としています。
1940年代には、レイバンはさらに進化し、「ウェイファーラー(Wayfarer)」として知られる伝説的なデザインを生み出しました。これは当時としては革新的で斬新なスタイルであり、その後も長い間、ファッション界で人気を博し続けました。
1960年代には、レイバンは映画や音楽などのポップカルチャーと結びつき、さらにその知名度を高めていきました。特に、映画『ブルース・ブラザース』や『トップガン』での使用が有名です。
RAYBANサングラスiCON年表
1・1937年 AVIATOR(アビエイター) メタルの茄子型
2・1938年 SHOOTER(シューター) 汗止めとブリッジリング付
3・1938年 OUTDOORSMAN(アウトドアーズマン) 繩手
4・1952年 WAYFARER(ウェイファーラー) セルフレーム
5・1957年 CARAVAN(キャラバン) スクエアのダブルブリッジ
6・1965年 OLYMPIAN(オリンピアン) 8カーブ
7・1967年 BALORAMA(バロラマ)
8・1984年 CATS(キャッツ)
9・1986年 CLUBMASTER(クラブマスター) サーモント
10・1989年 SIGNET(シグネット)
11・1997年 PREDATOR(プレデター2)