メガネレンズに関するお問い合わせはたくさんいただいております。
レンズは昔のようにガラスではないので傷や熱に弱いので気を付けてご使用ください。ガラスレンズなら傷や熱にも強く多少は雑に取り扱っても熱でレンズが歪んだり、傷でレンズが白くなったりしませんでした。
しかし、ガラスは割れやすくて重いといった欠点があり、現在ではPL法の兼ね合いで取り扱いがめっきり減っています。
レンズの問い合わせでよくあるのが、どうして傷がつくの?といった質問です。
傷は一度や二度のカラ拭きでつくのではなく、日ごろ間違ったお手入れをしていると日々の積み重ねで細かく白い傷が増えます。
ネクタイやタオルで拭かないように気を付けましょう。
一番多いレンズの問い合わせがコート膜のひび割れです。
夏場の車の中はもちろん、部屋の中の直射日光やドライヤーの温風、湯舟でのメガネ洗浄はコートのひび割れやコート剥がれの原因となりますのでご注意ください。
メガネのなかむらの国産レンズは超撥水コートが必ずついていますが、水やけを生じることがあります。
撥水はしていても水滴が残っている状態では水滴の中の汚れが乾燥してレンズ表面に張り付いてしまいます。
撥水コートがあるから大丈夫と思わず、しっかり水滴をふき取ってください。
眼鏡の取り扱いには気を付けてください!と注意を促しているのは修理ができないからです。
注意事項をよく読みお取扱いにお気を付けください。
長い期間使っていると経年変化(劣化)します。
カラーレンズは当時より色味が薄くなったり、逆に透明だったクリアレンズが黄色く変色します。
環境に左右されることが多いのですが、たばこの煙や紫外線にさらされる期間が長いと変色も早いのです。