皆さん、こんにちは。
上のファッション誌は4年前のポパイ(2012年7月号)です。セル巻きのボストンを掛けた外人さんの表紙がインパクト大で、ボストンの流行を当時予感させられました。
「ボストンは流行りだから、何年かすると掛けれなくなりませんか?」と時々、ボストンのご購入を検討しているお客様から尋ねられる事があります。
そんな時…、
ボストンやボスリントンなど丸メガネが流行りの玉型である事は間違いないので、また別の玉型の大きなブームが来た時には、「そういや昔、流行ったな」感は、多少出るのだろうとは思います。…と、
ただ、一過性の流行り物ではなく、今後ボストンやボスリントンは以前よりもマーケットシェアを拡大しながら「定番化」していくと思うので大丈夫ですよ、ともお答えしています。
1990年代後半くらいから、天地の浅い(横長)ウェリントンのメガネが流行り出し普及していきましたが、今でもフォーナインズやオリバーピープルズはその頃の雰囲気を感じさせる横長モデルをコンスタントに新作で発表しています。斬新さは感じなくなっても、オシャレに気張らず掛けれる良さがあり需要が尽きないからではないでしょうか?
90年代は、新鮮だった横長モデルも今では定番化し変わらず人気があります。
↑999,9 AP-21(2016)↓OLIVER PEOPLES Bartlett(2015)
天地の浅いウェリントンも丸メガネもですが顔の印象を一気に変えられる斬新なファッション性、そして「私もあんなメガネ掛けてみたい!」という憧憬に多数のメガネユーザーが駆られた時に大きな流行が生まれるように思います。
さりげなく流行を取り込んだ、横長ウェリントン(スクエア)にキーホールブリッジ仕様のモデルも人気があります。すべてOLIVER PEOPLES
現在は、お客様ご自身の価値観で掛けたいと思うメガネを純粋に楽しんだ者勝ちの時代のように思います。
古館伊知郎さんや奥田民生さんはボスリントンを掛けませんが、メガネのウェルドレッサーですよね?
流行りのボスリントン、掛けても良し、掛けなくても良しです。
鴨居店 ららぽーと横浜店 池内