前回からの続きです。
そもそもパーソナルカラーとは何か?
パーソナルカラーとは、その人が
生まれながらに持つ色
(肌・瞳・髪の色)に調和する色
(=似合う色)のことです。
一人ひとり個性が違うように、
似合う色も人それぞれに違います。
本題に入る前に、ざっくりと
色の世界について
人間の目で見分けることのできる色は
約800~1000万色といわれます。
これらの色をまず2つに分類すると
白・黒・グレーのように
色味のない『無彩色』と、
それ以外の色味のある『有彩色』
とに分けられます。
無彩色は明度(明るさ)だけを持ち、
有彩色は色相(色み)、明度(明るさ)、
彩度(鮮やかさ)の3つを持ちます。
メガネを色相(色み)で分けると…
こんな感じになります。
さらに有彩色の明度(明るさ)と
彩度(鮮やか)を組み合わせた
色調のことを『トーン』といいます。
色の世界は本当はもっとずっと
奥が深~~いのですが、
とりあえずこんな感じに
なっていると思ってくだい。
イエベ・ブルべとは
すべての色は、黄みを感じる
『イエローベース』の色と、
青みを感じる『ブルーベース』の
色に分けられるという考えをもとに
2つのグループに色を分けます。
例えば緑色でも『黄み』を含む緑色と
『青み』を含む緑色があり
黄みの緑はイエローベース
青みの緑はブルーベース
と、分けられます。
その他の色も同じように分類します。
そして「同じグループの色どうしは調和する」
という色彩調和の考え方を
私たちの持つボディーカラー
(肌・瞳・髪の色)に当てはめて
黄みを感じるタイプを『イエローベース』
青みを感じるタイプを『ブルーベース』
と2つのカラータイプに分けます。
イエローベースの方は、黄みを含む
暖かみのある色が似合います。
また、ブルーベースの方は
青みを感じる涼やかな色が似合います。
人は何を見て美しいと感じるのか?それは…
調和している = 美しい
風景や絵画、その他すべてのものごとに対し
調和していることに人は
「美しさ」を感じるといわれています。
それぞれのベースカラーに合った装い
(メガネ、メイク、ファッションなど)を
することで、調和された美しさ
(格好良さ)を作ることができます。
つづく
中山店 永井