1937年の誕生以来変わることのない信念はただひとつ、優れたサングラスであること
サングラスの原点と言うべき機能そのものに由来するRay-Ban (レイバン)の名は、その信念が永遠であることを意味します。光学技術に裏づけされたクオリティは、パイロットをはじめとする多くのプロフェッショナル達に支持され、また卓越したデザインは、世界の名優たちの表情を演出するギアとして愛され、幾たびもスクリーンに登場します。21世紀には、格段の広がりと深みを醸すクリエイティブなデザインを送り出しています。



純正度付きレンズに加工するには
メガネでもサングラスでも人気がある「レイバン」より、
純正の度付きレンズの受注が可能になりました。
メガネ、サングラスとも受注可能です。
但し、フレーム・レンズ一式で新規作製のみ受注可能な為、
店頭商品、新品持ち込み、現在使用中のレイバンフレームなどは不可となります。

右レンズ耳側上方にある白いロゴが入ります
例えば、こちらのウェイファーラーを度付きにしたい場合、
今まででしたら、
一般のレンズメーカーの度付きレンズにカラーを付けて入れていましたので、
サングラスの右上にある「Ray・Ban」のロゴを入れる事ができませんでした。

左レンズ耳側中央にあるRBの刻印も入ります(〇で囲ったところ)
しかし、純正レンズですと「Ray・Ban」のロゴ付きで作製してもらえます。
更に、G-15カラーをはじめ、
レイバンサングラスと同じカラーでの作製が可能になりました。
(一部の例外があります)

G-15レンズ(度無しはガラスですが、度付きはプラスティックレンズ(ポリカーボネイト)です
納期は、おおよそ2~3週間です。
メガネのなかむら各店で受注が可能ですが、
店頭商品の数は、ららぽーと横浜店が多いので、
ぜひ当店までお越しください。

サンプルレンズです。クリアレンズやブルーライトカットコートレンズもあります。

サンプルレンズです。ミラーコート付きレンズもあります。

もちろんG-15レンズもあります。
<主な受注条件>
新規作製のみ
(フレームもレンズもすべて新品を用意し、加工作製もすべて、メーカーにて行います)
(店頭商品、新品持ち込み、現在使用中のレイバンフレームなども不可)
プラスティックレンズのみ
(サングラス用フレームのレンズは、すべてポリカーボネイト)
(メガネ用フレームのレンズは、屈折率1.60、1.67、1.74があります)
<主な受注可能サングラスフレーム>
RB2132F ニューウェイファーラー
RB2140F ウェイファーラー
RB2168 メテオール
RB3016 クラブマスター
RB3025 アヴィエーター
RB3119 オリンピア
RB3362 コックピット
RB3447 ラウンドメタル
RB3548 マーシャル
RB4101F ジャッキーオー
RB4165F ジャスティン
RB4171F エリカ
RB4187F クリス
RB4246 クラブラウンド
RayBan(レイバン)のサングラスフレームにタレックスの度付き「ブルーミラー」レンズを入れてみました
度付のタレックスでブルーミラーを作ったので、載せてみます。
フレームはRB4165 レンズは度付タレックス トゥルビュースポーツ ブルーミラー
レイバンにブルーミラーは相性抜群です。
実物は写真より反射が強く、透ける感じがより少なく感じます。
勿論、裏面からはミラーの影響がほとんどありません。
タレックスレンズはミラーが基本2種類あります。
左からブルーミラー、シルバーミラー、ゴールドミラーは廃盤。
時々、特別仕様のミラーが限定販売されたりしますが、基本はこの3種類のみ。
※ミラーコートは全てのレンズカラーで付けれる訳では無いので注意が必要です。
各店舗にサンプルレンズがあるので、実物を確認したい方はお気軽にご来店下さい。
度付タレックスは注文してからレンズが届くまで1か月ほど掛かりますので、
お早めのご準備をオススメします。
レイバン「G-15」カラーの度付きレンズは、一般のレンズメーカーでも作製が出来ます
今回はレイバンのメガネフレームRB3447に
話題のインディビジュアル遠近両用をG15カラー付きという組み合わせでご注文を頂きました。
レイバンの純正レンズでの作製が出来ませんので、一般のレンズメーカーに依頼をしました。
レンズ表面はリメンマルチコート(RMC)にすることでサングラスのような白い反射光にしています。
写真上だとグレイっぽいですが、
実物はもうちょっとグリーンというかカーキっぽいレンズカラーになってます。
G15カラーはレイバンのガラスレンズに近づけたカラーですが、本来の色と比べると結構違いますね。
常用としてなら調光レンズ、サングラス特化なら偏光レンズ、
持っているサングラスと同じようにしたいというなら見本染色など様々な提案が出来ます。
遠近両用でもサングラスを作る方が増えていますので、この機会に如何でしょうか。
RayBan(レイバン)の度付きサングラスを加工「RMC」の効果
今回加工依頼が入ったのはRB3362
レンズは特注5カーブ指定で注文した球面レンズに、
カラーはRayBan見本色用として用意されたG15カラーを使います。
今回はよりRayBanの元レンズに近づける為、RMC(リメンマルチコート)を付けています。
マルチコートが付くと、反射光が目に飛び込んでこない緑色に変化します。
RMCを付けると、前面にはマルチコートを載せないので
反射光が白くなりサングラス特有の格好良さが出てきます。

右が通常コート、反射光が緑色 左がRMC付、反射光が白色
RMC付けることで、表面はサングラスのような格好良さを重視し、裏面はメガネの反射光軽減でチラつかないといったメリットが生まれます。

上はRMC付の加工レンズ、反射光が角度の関係で紫(角度を変えると緑) 下は元々付いてるガラスレンズ
裏面がノンコートだとこの白い反射光が角度によっては目に直接入り込む為、
かなり煩わしさを感じる人も多いようです。
それでは加工したレンズを入れてみます。
若干違いがありますが、かなり近い仕上がりになったのでは無いでしょうか。
分かりやすいように、右に加工レンズ、左に元レンズを嵌め込んで比べてみました。
並べると、元レンズはレンズカラーにグリーンぽい色合いが強く出ますね。
素材の違いかプラスチックの染色とガラスの練り込みの違いか、
微妙な色合いの違いは出てしまうようですが、肉眼で見ると写真ほど差を感じないのが不思議です。
今回は低度数ということもあり、通常の球面レンズをカーブ指定して作りましたが、
より見え方重視の方や強度数の方には、歪みが少なく、
視線のズレによるプリズム補正が入ったハイカーブ用レンズをお薦めしております。
度付サングラス(特に偏光レンズ入り)は一本持っておくと凄く便利なので、
陽射しが強くなる前に如何でしょうか。
度付サングラスを検討している方は、度数や目幅、フレームサイズなどの制約があったりするので、持参フレーム、購入フレーム問わず一度ご相談下さい。
RayBan(レイバン)の度付きサングラスを加工「近視レンズ」
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品番は RB3388 001 |
お客様から、RayBanの持込みフレームで加工依頼を受けました。
レンズの色はG-15で、近視用の度付きサングラスに変更です。
カーブを確認すると、表面で5.8カーブあります。
通常の球面レンズの度無しで表面4カーブです。もうこの時点でカーブが足りません。
近視の度数が上がるほど、表面カーブは平坦に、後面カーブは起伏が出てきます。
今回はレンズメーカーに特別注文して、表面5カーブで作って貰いました。
後面はもうちょっとカーブが付くので、計算上これで綺麗に収まると思います。
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レンズが届きました。防傷重視なのでリメンマルチコートにはしていません。 G-15でも、本物のレイバンカラーとは若干の違いが出ます。 |
届いたレンズを加工します。
かなり低度数なので、カーブレンズのプリズム計算加工が安心して出来ます。
流石に強度数になってくると、ほんのちょっとのずれが大きく影響してしますので、
レンズメーカーが出しているカーブ専用レンズをオススメしています。
少し高価ですが、通常のレンズと比べ見え方が段違いに良いので、自分も6カーブのメガネに使っています。
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歪みがゼロだとレンズが外れる恐れがあるので、適度に調整中 |
レンズを削っている途中で、一番気を使うのはレンズの歪みです。
レンズが大きく歪むと、レンズの耐久性に影響しますし、何より見え方が悪くなります。
緩過ぎず、きつ過ぎず、微妙な調整をしていきます。
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メガネの検品中 |
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完成! |
元々度数があまり無いので、綺麗に仕上がりました。
見た目もレイバンの元のカラーに近いです。
あとはお渡しまで加工終了の棚にて保管します。
全てのフレームに度付きが可能な訳ではありませんが、
度付きのサングラスやカーブフレームを考えている人は一度ご相談下さい。
可能な限り、対応させて頂きます。