プラスチックレンズの利点は、軽くて割れにくい事。
欠点は、素材だけだと表面が柔らかくすぐに傷が付いてしまう事。
一度付いてしまった傷は消すことが出来ません。
度が合っているのに、傷が入ってしまって泣く泣くレンズを交換…なんてご経験は有りませんか?
レンズメーカーさんは少しでも長く快適にお使いいただけるよう、
プラスチック素材の上に、傷が付きにくい(以下、防傷)様々なコーティングを開発しています。
今のところ「全く傷が付かない」コーティングは開発されておりませんが、
いつの日か夢のようなコーティングが発売されるのでしょうか…
レンズを長く使いたい方へ
今回ご紹介するのは、防傷コートの中でも現在一番強い「ウルトラシールドコート(USC)」です。
東海光学(株)から発売されています。
コーティング自体の硬度と密度を高めることで、圧倒的な防傷効果と耐久性を実現しました。
「ウルトラシールドコート(USC)」が発売される前まで最強と言われた「マックスシールドコート(MSC)」https://www.tokaiopt.jp/product/msc/の機能をそのまま継承しているので、
帯電防止効果(埃も花粉も寄せ付けにくい)はそのまま。
加えて、人の汗などアルカリ性にも耐えられるようになりました。
防傷コート発売順は PGC → SPS → MSC → USC
プロガードコート(PGC)https://www.tokaiopt.jp/product/pgc/
スーパーパワーシールド(SPS)https://www.tokaiopt.jp/product/sps/
「ウルトラシールドコート(USC)」は「マックスシールドコート(MSC)」に比べ2倍傷に強いと言われています。
さらに特筆すべき点は、経年劣化に対する耐久性やクラック(熱などによるヒビ等)耐性、常用時の丈夫さです。
どんなコーティングも磨耗や劣化により段々と効力が低下していきます。
磨耗は劣化が抑えられれば、長くレンズ性能を維持したまま快適に使い続けられます。
より長く大切に使いたい!といった方には、このコーティングがオススメです。
360°眼を守る裏面UVカットが標準仕様
裏面反射UVカット(360°UVカット)の「P-UV(パーフェクトUV)」が標準仕様です。
詳しくはこちらのブログをご覧ください。
レンズ後面からの紫外線もカット!一歩進んだ360°眼を守る裏面UVカットコーティング
https://nakamuramegane.co.jp/?p=101983&preview=true
メーカーHP
https://www.tokaiopt.jp/product/usc/
まとめブログ
傷が付きにくいだけじゃない!色々なニーズにお応えするレンズコーティングまとめ(各ブログへのリンク)を作成しました。
よろしければご覧ください。