前回書いた「シーザーフリップⅡにタレックスを付ける」という記事のアクセスがちょくちょくあるようなので、
タレックスの素材別で作るメリットとデメリットを書いてみようと思います。
まずは度無しの定番PPL75
メリットは全てのカラーを選べて、コストパフォーマンスに優れる点です。
デメリットは枠あり以外では推奨されない素材の脆さと重さです。
次にCACCHU(カチュー)
メリットは比重が1.15と軽く、耐衝撃性に優れ枠無しフレームでも製作が可能です。
デメリットはコストがPPL75より6000円ほど高く、カラーバリエーションも限定される点です。
一応どちらの素材でもシーザーフリップⅡにつけることは可能ですが、このメリットとデメリットを天秤に掛けて選ぶことをオススメしています。
特に素材差による重さを気にされる方が多い為、CACCHUとPPL75のサンプルレンズで同じ型のシーザーフリップⅡを作ってみました。※サンプルレンズの為、キズや欠けがあります。
重さ比較
CACCHUだと金具を含めた全体重量は10.8g
PPL75だと金具を含めた全体重量は13.0g
同じ形でも2.2gの差がでます。
たった2.2gと思うこと無かれ!持って見ると差が分かる程度に重いです。
眼鏡の上から使う物の為、重心がより前にある+長時間掛けるといった状況だと、より使用感に差が出ます。
コストとカラーが折り合えばCACCHUレンズを、それ以外のカラーが使いたいといった場合はPPL75をオススメします。
基本タレックスでシーザーフリップⅡを製作する場合、即日加工はお受けしておりません。
レンズ在庫がある場合は2~3日、無い場合はレンズが届いてから2~3日ほどお時間を頂いております。
フレームの型に合わせる為、シーザーフリップⅡを付けるフレームもお預かり致します。
ご購入をお考えの方は、必要に応じて予備のメガネやコンタクトをご持参下さい。
皆様のご来店をお待ちしております。
鴨居店 ヒキン