4月に入り、急激に陽射しが強くなってきました。
気温も20度を越える日もあり、今まで寒かった分、暑く感じます。
これから夏にかけて、サングラスがよく売れるようになるのですが、度付メガネだとなかなか両立が難しいといった声をよく聞きます。
そういったお困りには紫外線で色が変わる、調光レンズは如何でしょうか。
調光レンズも色々進化していて、今では遠近両用や単焦点、色が染まる濃さも濃淡違いがある種類を選べます。
丁度先日売れた調光レンズが仕上がったので紹介してみます。
レンズはサミットプレミアムで遠近両用レンズ、カラーはGN4サンテックグリーン。
いろんなメーカーが調光レンズを出していますがほぼグレイとブラウンで、サンテックで選べるグリーンはレア色です。
まずは紫外線がほぼ当たっていない時の状態
薄っすらカラーが入っているのは分かりますが、おそらく濃度10%以下くらいだと思われます。
撮影時、外は雨が降っていたので曇りの日の染まり具合を確認します。
窓側において5分後...
曇りや雨の日でも、昼間は紫外線によって着色します。
大体20~25%くらいの濃度に染まっているよう感じます。
そして紫外線が強く当たると...
かなり濃く染まります。
グリーンのはずですが、グレイっぽく感じます。
タレックスレンズで言うと、トゥルビューゴルフに近い色合い。
濃度は70%前後くらいでしょうか。
調光レンズはメリットとデメリットがありますので、全ての方にオススメすることは出来ません。
特に車で使いたいという方は注意!
現在の車は、ほぼフロントガラスにUVカットガラスが採用されています。
その為、通常の調光レンズだと紫外線が入らずに色が変わらなかったりします。
この場合は紫外線だけでなく、可視光線にも反応して色が変わるトランジションズのエクストラアクティブなどが必要になります。
この様に、使いたい用途で効果がなかったり特殊なレンズが必要になったりしますので、購入を考えている方は一度ご相談下さい。
用途にあった最適なレンズをご紹介致します。
鴨居店 ヒキン