震災時、メガネ、コンタクトを使っている方が知っておくべきこと。

東日本大震災が発生してから、今日で8年目になりました。

震災で亡くなられた方に、ご冥福をお祈りします。

3月11日は、大震災の関係で防災関係の話がよく話題に上りますが、メガネに関する注意点はあまり聞こえてきません。

そのため、震災にあった時にどういったことが必要になるのかを書いてみようと思います。

震災後にあった話 其の壱

<コンタクトレンズやメガネレンズが数週間ほどストップする事態が発生した>

3.11では、比較的揺れの小さかった関東ですら物流が滞って物資が不足する事態が起こっています。

メガネに関しても、基本的にコンタクトレンズ、メガネレンズ関係は在庫を置いて無かったり、あっても少数の為に物流が止まると対処が出来ません。

その為にコンタクトレンズがメインの方からの問い合わせ、注文が殺到してもレンズが無いという事態が起こりました。

コンタクトレンズがメインでメガネが無いという方も意外と多く、すぐメガネが欲しいといった相談も多数寄せられましたが、こちらも同じ理由でほぼ不可能な状態になっていました。

それを踏まえて、普段からコンタクトレンズは余裕を持って注文をし、万が一に備えてメガネも作って置くことをします。

また、建物が倒壊するレベルの震災では埃が大量に発生する為、コンタクト自体の装用が難しい可能性もあります。

現在コンタクトレンズは透析器、人工骨、人工呼吸器などと同様の高度管理医療機器に指定されています。

高度管理医療機器とは、 適正な管理が必要とし、副作用や機器の機能に障害が生じた場合に生命や健康に重大な影響を与える恐れがある医療機器を指します。

綺麗な水や医療品の供給、眼科医の受診が可能になるまではコンタクトの使用を止め、メガネに切り替えた方が良いでしょう。

震災後にあった話 其の弐

<メガネの大切さや、予備メガネの重要性が分かった>

震災からしばらく経ってから、親戚を頼って避難してこられた被災者のお客様とお話しする機会がありました。

その方達曰く、震災後、暫くしてから困った事は「メガネが無いこと」だったそうです。

津波で家ごと流されて全てを失った後でも、衣食住は様々な支援によって何とかなったそうですが、個々に合わせて作るようなメガネは後回しになるようです。

自分の度数にあったメガネを手に入れる事が出来ず、その後の様々な手続きに必要な書類を読んだり書いたりするのが大変だった伺いました。

緊急時は持って行くモノを選ぶ時間が無いかも知れません。

古いメガネや使わなくなったメガネなどが複数ある場合は、防災用具や靴入れなどに入れておくと安心です。


多少度数が合わなかったり、傷んでいてもあるのと無いのでは大違いですので、使わないメガネを仕舞いこんで居る場合は活用しましょう。

30年以内に震災に合う確立は~と言った話が出る現状、万一の心構えと身近で出来る事からやることが大切だと思います。

鴨居店 ヒキン