これは当店スタッフである町田が白内障を患いそれからの気持ちや見え方の違和感などをリアルに書き止め追いかけた軌跡です。メガネ店の店員が白内障手術という岐路に立ったときどう思いどう行動するのか。その様子から皆様の白内障への関心や理解が深まればうれしい限りです。
ちなみに上の画像なんだと思いますか。右のレフはエラーの表示が出ていて不安定です。それに比べると左のレフは安定の数値がならんでいます。答えはブログの最後で(@_@)
【2015年】のときの町田の眼の状態
大阪市都市構想の否決やマイナンバー制度がスタートした年で、小説【花火】が発刊された年。
この頃になると一年の間にメガネレンズを2~3回交換していた。
掛けているメガネでは見えづらくなってきたがレンズ交換をすると視力も出ていたので安心していた。
視力データは1.0見えていた。
レフデータは平均【S‐2.00Ⅽ-0.25A5】
【2016年】のときの町田の眼の状態
熊本地震や映画君の名は。の公開。ゲームポケットモンスターGOの日本配信のスタートの年。
レンズを交換しているうちに交換してもはっきりと物が見えなくなってきた。
この頃には自分自身が白内障を患っていると感じていたが眼科に行ってみようとは思わなかった。
この状態で白内障だと確信できたのは眼鏡屋に勤めていていろんな方の眼を見ていたからに他ならないと思った。
レフデータは平均【S-1.50c-0.75A10】
【2017年】のときの町田の眼の状態
14歳の藤井四段(当時)が29連勝を達成、天皇退位特例法が成立。シャンシャンフィーバーの年。
視力は1.0あったのが今では0.7まで落ちた。
日中明るいうちは視力の不具合は感じないが暗くなってコントラストが落ちてくるとテキメンに見えないと感じるようになった。
ガス、靄のようなものが掛かった感じで鬱陶しく感じる
レフデータ平均【S0.00C-1.50A90】
【2018年】のときの町田の眼の状態
日大アメフト部関連のスポーツ界の闇や西日本豪雨があり、金足農業フィーバーに沸きました。
春
眼の調子が良くない時が増えてくる。頻繁に度数を気にするようになり検査機械で頻繁にレフをとる。
度数がマイナス(近視)からミックスに変化してきた。
夏
視力が0.6程度になりいよいよ仕事に影響が出てくる。
視力検査の質問にたいして的確な答えが返せない。(RG検査、乱視検査等)
冬
暗くなってくると背景と黒系の服の違いが分かりづらくなってきた。
かかりつけの眼科に診てもらい仕事に影響が出てくるので手術をした方がよいと提案を受けた。(来年三月予定)
老人性白内障治療点眼剤(カリーユニ)が処方された。
レフデータ【S+0.50C-1.75A60】
12月
合併症の疑いがないか調べる為に血圧検査や血液検査などを受ける。
レフにて毎日違う度数が計測される。度数、乱視、角度全てにおいて不安定。
精神的にイライラが募る。
【2019年】の町田の眼の状態
【一月】インフルエンザA型が猛威を振るい、【嵐】の活動停止ニュースが発表された。
10日 運転免許の更新はできた。この日から眼科に通うようになる。
あきらめモード。逆に早く手術をしてよく見えるようになりたいと思うようになる。
目薬を忘れないようにさす。
体調までおかしく感じる。
【2月】『ボヘミアンラプソディ』でラミ・マリックがアカデミー賞を受賞し、けやき坂46が日向坂46に改名しました。
すぐにやる気や根気がなくなる。
何事も悪い方に考えてしまう。
27日に最終検査をした結果、3月27日白内障手術予定通りできるようです。
レフ値は【error】
【3月】デストロイヤーさん、内田裕也さん、萩原健一さんなどがお亡くなりになり、イチローが現役引退を宣言しました。
手術前検査を4日前に受診した
3月26日手術。右目のみ。
眼の赤みが引かず休みを延長。
【4月】ノートルダム大聖堂が大火に包まれ世界中の人々が悲しみにくれました。天皇が退位され平成に幕が下ろされました。
4月1日手術後初出社。
病院の待機室から手術終わりまで約30分程度。手術待ちの患者は自分を合わせて8名。ベッドは3つありそれぞれに執刀医が待機している。
手術がおわり世界が明るく感じる。左目と右目の違いがより鮮明さを感じさせるようで白内手術は成功と言っていい。やってよかったと心から思った。左目もこの後手術予定。
術後の目薬は3つ。
1、クラビット点眼液0.5% 1日5回 細菌感染症の治療用薬
2、リンデロン点眼・点耳・点鼻液0.1% 1日5回 炎症・アレルギー反応を抑える
3、ジクロード点眼液 0.1% 1日5回 白内障手術による炎症を防ぐ
【2019年(令和元年)5月】《令和》を祝い10連休が実施され国民上げての盛大なお祝いムードになりました。
左目の違和感が大きいので早く手術をしたいが先生がやってくれない。
5月30日眼科の先生が遂に左目の手術をしてくれる。
手術予定日2019年7月23日にきまる。
【6月】高齢者の交通事故と警察官関連の報道が連日TVで放送される。G20で各国の代表と記者が大阪に集結しました。
手術したときのスッキリ感が無くなり、左目の違和感だけが残る。
【7月】九州地方で大雨が続き避難警報が連日報道される。闇営業問題から吉本興業騒動泥沼化へ
7月10日手術の日程が近づいて来たからか左目の違和感を強調してくる。
7月23日左白内障手術
7月31日職場復帰。右目の手術の時とは違いあまり感動はない。それよりも乱視が多く出ている事で心配している。
【8月】あおり運転や交通事故の報道でドライブレコーダーの重要性を再認識。東京五輪の出場選手が続々と決まる。
5日レフ値の変化あり。左目の乱視が治まってきた。
25日両眼安定。終了
経過観察を終えて
top画像は同じ目の白内障術前と術後のレフ値でした↓
左が術後 右が術前
とても同じ目の数値とは思えません。比べると一目瞭然です。左右ともに不安定だった度数が理想的な値で安定しています。安定するまでに一か月かかりました。個人差はあります。
これまでの経緯がこれから白内障を考える一助になればと思います。
制作協力 町田
編集日 令和元年10月16日
ブログを書き終えてかなり日数が経ちます。なかなかこのブログをUPできるタイミングがなく今になってしまいました。このまま無理に上げることは無いかと思いましたが、やはり店頭でも白内障についての関心が高く、気になっている方が多いのが現状でしたので以前に公開した内容に新しく左目白内障手術を付け足して公開しました。手術前と手術後の差をわかりやすくしたつもりですが皆様のお役に立てればと思います。
nakayama MIZA